市内各小・中学校におかれましては、新型コロナウイルスの感染予防や運動会などの各種行事、そして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両立による「令和の日本型学校教育」の実現に向けて一丸となって取り組まれており、お忙しい日々をお過ごしのことと思います。
さて、事務の共同実施は、共同実施組織と市教育委員会が連携し、正確で質の高い事務の提供や、主体的・積極的に学校運営に参画できる学校事務職員の育成により、学校の総合力を向上させていくことを目的としています。
学校の総合力を上げ「チーム学校」を実現していくためには、学校組織で唯一の総務・財務に通ずる事務職員が事務の共同実施により、情報を共有し、知恵を出し合い協働することで、学校事務の効率化・平準化・適正化を図り、教員が教育に専念できる環境を整え、さらには、自身の資質能力の向上や人材育成に務めていくことがとても重要であると考えています。
また、美祢市では、県と連携して統合型校務支援システムを導入する予定です。現在は、それぞれの業者からの説明を受け、導入するシステムを選定している段階ですが、今年度中には導入準備を終え、令和5年度からは使用を開始する予定にしています。事務職員の皆さんには、いち早くこのシステムを使いこなしていただき、より円滑な事務処理や業務改善の促進に役立てていただきたいと考えております。
今年度も事務の共同実施が充実した取組となり、しっかり機能して、正確で質の高い事務の提供、業務改善の促進、さらには各学校の総合力の向上につながっていくことを期待しています。よろしくお願いいたします。
令和4年 5月